マイフェア(Mifare)カード販売

弊社では、マイフェアカードの販売から、カード発行（フォーマットの作成を含む）、カード印刷などを提供させて頂いております。

お客様のご要望に合わせた機能を実現できるように、キーコードやアクセスコンディションの設定、ブロック内のデータの書き込みまで提供させて頂いております。

ナンバリングなどの印字に使用する直接転写印刷や社員証など小ロットのカラー印刷に使用する再転写印刷、その他オフセット印刷やインクジェット印刷なども提供させて頂いております。

マイフェアカードは、NXPセミコンダクターズ社が開発したICチップを搭載しておりISO14443TypeAとして標準化されている規格に準拠した、非接触ICカードとしては、世界で最も広く普及しているカードです。

マイフェアカードの特徴は、1Kバイトの十分なメモリ容量と多くの実績に基づく高い信頼性にあり、比較的安価に入手が可能なことです。

日本ではタバコカードのTaspo(タスポ)などに採用されており、他には社員証や入退出管理、勤怠管理、会員証など広く採用されています。

マイフェアスタンダード1Kカードは、16層のセクターとセクター内の4つのブロックにあらかじめ分けられており、カード全体で約752バイトの容量までデータを書き込むことができます。

各セクターはキーAとキーBと呼ばれる二つの鍵によってプロテクトされています。

4つのブロックの内、一つはメモリへのアクセス条件を定義するアクセスコンディション情報を格納しています。

ブロック内にデータを書き込みます。各セクター毎にキーコードとアクセスコンディションの設定も可能で、これらの設定によってセクター内のデータの保護などを実現します。

カード製造時にICチップに記録され書き換えができない固有のID番号です。UIDは4byteまたは7byteの数字で、個体識別を目的としてICチップに書き込まれ同じ番号が流通しないようにNXPセミコンダクターズ社が管理をおこなっています。

マイフェアウルトラライトは、ISO14443TypeAに準拠したICチップでマイフェアカードの廉価版として開発されたカードで、7バイトのUIDを持っています。

ユーザメモリ数は48バイトと少なくなっており、また暗号機能を最小限にとどめ低機能化とすることで、圧倒的な低価格を実現しています。

多くは電子チケットなどとして使われていますが、最近では通信インフラ能力の向上から7バイトのUIDを活用した社員証や入退出管理などの認証カードとしても採用されています。